与えられた情報の真偽を確かめるためは、自分の頭で考えることが重要です。

現代におけるTV・新聞・ラジオの立ち位置

1990年代にインターネットが黎明期を迎えるまでは、我々の情報源は「TV・新聞・ラジオ」が圧倒的に支持を得ていました。
しかし文明は急速に発達し、現在ではスマートフォンという小型の端末で、誰もが気軽に世界中の情報を得ることができるようになりました!

 

こうした世の中において「平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、2017年度におけるTV等の利用は“50代〜60代”においては“90%超え”の非常に高い数値を示すものの、最も低い10代〜20代では60%台を記録しており、逆にインターネットの利用率が“90%”を超える傾向にあります。(①)

 

世代によってはまだまだTV等の信頼感があるものの、若年層においては自分の求める情報だけを選択して取り入れることのできるインターネットの利用が好まれているようです!

 

TV等のメディア利用者は情弱なのか

若者からの支持が低下するテレビ

インターネットでこれまでになかったほどの情報量に触れることができる現代において、TVや新聞、ラジオなどの狭い範囲で受動的にしか情報を得られない人々は、往往にして「情弱(情報弱者)」と揶揄されるケースが見受けられます。

 

それには最近のTV等で、特定の分野の話題において「偏向報道」が露呈していることや、スポンサーへの「忖度の影」が影響しておいます。
日々露呈するTV等のメディアとして信頼感を欠く行為に対して、若者を中心に“受動的”に情報を受け取ることは「偏った思想による意思決定繋がる可能性がある」ということであり、情弱へと繋がるとされています。

 

インターネットとTV等の違い

ITリテラシーが求められるインターネット

情報収集の形は現代のライフスタイルに合わせて変化をしてきました。
しかし、時代にそぐわないからと言ってTV等のメディア利用者は「情弱」でインターネットの利用者は「情強」と手放しで判断して良いのでしょうか?
改めてそれぞれのメディアの特徴から考えてみましょう。

 

災害時はとりあえずTV・新聞・ラジオを

意図的に情報が制限されていることを危惧されているメディアも、地震や災害などの気象情報においては年代問わず重宝されている傾向にあります。
「災害時はとりあえずテレビを見る」と言ったマニュアル的行動は年代を問わず未だに行われているでしょう。

 

ネットは真偽を見抜く必要が求められる

インターネットには膨大な情報量の中で、求める知識を自分で選択できるメリットがありますが「フェイクニュース」というデマ情報を自分で見抜く力「ITリテラシー」を求められる事も強く主張されます。
情報を精査する経験を積み重ねて利用することが求められる玄人向けのメディアとなっているでしょう。

 

「情報」は自分で考えて使用する必要がある

情報の真偽を確かめることはメディアの種類を問わずに情報を得る上で上でも欠かせない技術になります。
重要なのは、与えられた情報を裏付けのないままに振りかざすことのないようにしっかりと「自分の頭で考える」ことなのではないでしょうか。

 

①出典「平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(総務省情報通信政策研究所より)(http://www.soumu.go.jp/iicp/